「おそろし」の曼珠沙華を読み終えたのでちょっとした感想を。
三島屋という店にはおちかという少女がいる。今は実家を離れ叔父夫婦の元で暮らしており、女中として一生懸命仕事をしている働き者なんだけど何やら訳ありらしい。
しかも人前に出るのが嫌らしく、お客の相手は苦手なんだとか。それには理由があるそうで…。
ある日、叔父夫婦は用事で出かけてしまって、代わりにおちかと番頭が訪れたお客の相手をすることに。
この客は庭に咲いている曼珠沙華を目にした途端過敏に反応する。それはトラウマレベルのようで、倒れそうになるほど。何故そうなのかという理由は後に本人から語られるんですが、それがおちかの辛い過去とリンクする部分もあって。
この客の男性は幼い頃慕っていた兄がいたんだけども、その兄がしでかしたことによって色々苦労してきた。周りの人は兄のことを気にかけ、罪を犯して島流しされた兄も自分の兄妹のことを案じてたんですが。
この男性は次第に兄を疎ましく憎らしく思い、ついに…。親方の元にいた兄が、庭の曼珠沙華を眺めている場面は想像したら若干ホラーですね…。
人間色んな感情があるけれど、それが何かの拍子で反転する。この男性が少しずつ兄への恨みを募らせるところは何だか物悲しくなりました。
おちかの過去に関してはちらっと触れられたんですが、解説を読むと詳しいことは3話で明かされるらしい。
私は「あやかし草紙」からこのシリーズを読み始めたので、おちかの辛い過去がちょくちょく触れられていて何ぞあったんか?と思ってたんで気になります。
この男性はおちかに話を聞いてもらい、ずっと心に残ってたことを吐き出せたようです。この人が亡くなる前に兄のお墓参りにも行ったようで。伊兵衛がおちかにこの人はやっと自分を許せたんだよって言う台詞がしみじみしました。
今回のことがきっかけで、おちかはこの後も三島屋を訪れるお客の話を聞く役目をすることになるんだなと納得しました。
あと次巻の「あんじゅう」の表紙に描かれている黒いやつ。本屋で見るたびにこいつ何なんだろうと思う。モノノケか妖怪か分からんけど何か愛嬌があるのでかわいい。
#読書
三島屋という店にはおちかという少女がいる。今は実家を離れ叔父夫婦の元で暮らしており、女中として一生懸命仕事をしている働き者なんだけど何やら訳ありらしい。
しかも人前に出るのが嫌らしく、お客の相手は苦手なんだとか。それには理由があるそうで…。
ある日、叔父夫婦は用事で出かけてしまって、代わりにおちかと番頭が訪れたお客の相手をすることに。
この客は庭に咲いている曼珠沙華を目にした途端過敏に反応する。それはトラウマレベルのようで、倒れそうになるほど。何故そうなのかという理由は後に本人から語られるんですが、それがおちかの辛い過去とリンクする部分もあって。
この客の男性は幼い頃慕っていた兄がいたんだけども、その兄がしでかしたことによって色々苦労してきた。周りの人は兄のことを気にかけ、罪を犯して島流しされた兄も自分の兄妹のことを案じてたんですが。
この男性は次第に兄を疎ましく憎らしく思い、ついに…。親方の元にいた兄が、庭の曼珠沙華を眺めている場面は想像したら若干ホラーですね…。
人間色んな感情があるけれど、それが何かの拍子で反転する。この男性が少しずつ兄への恨みを募らせるところは何だか物悲しくなりました。
おちかの過去に関してはちらっと触れられたんですが、解説を読むと詳しいことは3話で明かされるらしい。
私は「あやかし草紙」からこのシリーズを読み始めたので、おちかの辛い過去がちょくちょく触れられていて何ぞあったんか?と思ってたんで気になります。
この男性はおちかに話を聞いてもらい、ずっと心に残ってたことを吐き出せたようです。この人が亡くなる前に兄のお墓参りにも行ったようで。伊兵衛がおちかにこの人はやっと自分を許せたんだよって言う台詞がしみじみしました。
今回のことがきっかけで、おちかはこの後も三島屋を訪れるお客の話を聞く役目をすることになるんだなと納得しました。
あと次巻の「あんじゅう」の表紙に描かれている黒いやつ。本屋で見るたびにこいつ何なんだろうと思う。モノノケか妖怪か分からんけど何か愛嬌があるのでかわいい。
#読書