No.149
メモ,
「きつねのはなし」読み終わりました。
全編京都が舞台で、雨が降っているようなじめじめとした雰囲気で、所々気持ち悪さと足にまとわりつく感覚がありました。怪談話の度合いは、きつねのはなしと魔が強いなと思います。
4話とも、特定の人物(ナツメさん)やお店、胴の長いケモノが出てきます。どれも引っかかる部分があって、ややすっきりしない終わり方です。

表題作のきつねのはなしは、狐が出てくるのかと思いきや狐要素は狐のお面と伏見稲荷大社という印象だった。
主人公は、ナツメと天城の因縁と争いに巻き込まれてしまい…。
途中の主人公の彼女の下りは、天城に対して何だこいつ!と思った。ラストも含めてオカルト要素がやや強いかな。

果実の中の龍は、様々な面白い話を持つ先輩の話。シルクロードを旅したり大道芸人の兄がいるんだって。
この先輩の話と魔や水神など、それぞれ共通点を見つけると、おおっと来る感じ。

魔は、胴の長いケモノが全面的に物語に絡んできて気持ち悪い印象。
家庭教師先の親子たちいい人やん。あとこのキャラ少し怪しいなと思ってたんですが、途中から主人公が…。

最後の水神は、一族の話なもんだから雰囲気が横溝正史の犬神家の一族っぽい印象です。小説読んだことないんですが。
これはひたすらじとじとしていて、龍にまつわる神秘的な話というよりは、やはりオカルト要素の方が強い。すごくセピア調のイメージ。
この話にもナツメは出てくるけど、きつねの~とは違い、何かもう人間っぽくない感じがして少しぞわっとしました。

この小説を読んで、鷺森神社と吉田神社を知りました。一度行ってみたいです。

あと、話が所々よく分からんかったから、考察しているブログなど読んだんで、なるほどなと思ったりしました。
小説ももう一回読み直した方がよさげ。

#読書

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