川端康成の「古都」を読み終わりました。
京都が舞台の小説で、要所要所に神社仏閣の名前が出てきます。
登場人物は京都弁でしゃべっているし、全体的にはんなりしている雰囲気でした。
主人公は千重子という呉服問屋の娘。娘と言っても、実は捨て子らしく今の両親に拾われて育てられたという経緯があります。
物語の途中、千重子は生き別れの双子の苗子と再会します。
この苗子がなかなか気丈で働き者。小さいころから苦労してるし育った環境もあるからなのか、同じ双子の千重子を身分違いだと察してるし、彼女に迷惑かけたくないという気持ちがあります。帯のくだりとか。あと結構芯がしっかりしているんですね。
千重子と苗子の姉妹の絆というか、お互いを大事に思ってるのがいいなって思いました。物語ラストの、苗子を見送る千重子の描写はしんみりしました。
本編を読む前にあとがきと解説を読んで驚きました。この作品を書いていた頃の川端康成は睡眠薬を手放させない状態だったそうです。
それでも作品から一種の儚さや風情、情緒を感じさせるし、文章もそんなにおかしく感じなかったので、すごいなと思いました。
ただ、この作者も最期は自死してるんですね…。
#読書
京都が舞台の小説で、要所要所に神社仏閣の名前が出てきます。
登場人物は京都弁でしゃべっているし、全体的にはんなりしている雰囲気でした。
主人公は千重子という呉服問屋の娘。娘と言っても、実は捨て子らしく今の両親に拾われて育てられたという経緯があります。
物語の途中、千重子は生き別れの双子の苗子と再会します。
この苗子がなかなか気丈で働き者。小さいころから苦労してるし育った環境もあるからなのか、同じ双子の千重子を身分違いだと察してるし、彼女に迷惑かけたくないという気持ちがあります。帯のくだりとか。あと結構芯がしっかりしているんですね。
千重子と苗子の姉妹の絆というか、お互いを大事に思ってるのがいいなって思いました。物語ラストの、苗子を見送る千重子の描写はしんみりしました。
本編を読む前にあとがきと解説を読んで驚きました。この作品を書いていた頃の川端康成は睡眠薬を手放させない状態だったそうです。
それでも作品から一種の儚さや風情、情緒を感じさせるし、文章もそんなにおかしく感じなかったので、すごいなと思いました。
ただ、この作者も最期は自死してるんですね…。
#読書