No.294
日記,
宮部みゆきの「あんじゅう」を読み終わりました。
今回も色んな出会いと話がありました。

※感想はあとで追記

「逃げ水」
お旱さんと呼ばれる山の神様と少年の話。二人の関係性が良い。ちょいちょい怖いけどほのぼのだった。

「藪から千本」
ある家にまつわる話。ここでお勝が初登場。
お梅は災難だなと思う。小一郎は聡い子供だな。親たちも愛情と嫉妬が混ざって、姑を敵視して…と暗い部分が多い。
その中でも、双子の片割れそっくりの人形をこしらえ、お梅と同じように振る舞ってもらうという若干ホラー要素も。
幽霊譚というより人間的な怖さにぞわり。本当は姑の幽霊なんていなかったのかもしれない。

「暗獣」
表題作。この話では子供たち、若先生、偽坊主が登場。
中でもおちかと若先生のやり取り見ていると、二人に淡い恋心が…?と思ったり。

老夫婦とくろすけの出会いと別れが印象的。すごく切ない。読後感はよかった。

「吠える仏」
前回登場した偽坊主こと行然坊が語り手。いいキャラしてる。
とある村の話。一見穏やかそうに見えて裏では…というおぞましい側面も。
ある事がきっかけで村中が狂気に陥るというのが怖い。
個人的におじいさん好きなキャラだった。坊さん無事でよかったな。

今回はおまけ話みたいなのがあって、ここでも若先生たちが活躍。新たに新キャラも。
「あやかし草紙」から読み始めたこのシリーズ。次回も読むの楽しみ。

#読書

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