京極夏彦の「姑獲鳥の夏」読み終わりました。
内容も面白かったし伝承やオカルト要素とかも盛り込んでいて楽しかったです。
表紙の物はよく見ると御払い済みと書いているので、こういうオカルトチックな内容書いてると色々障りもあったりするのかなと考えたりもしました。
文庫版でも本の分厚さがあって(単行本だと尚更)、とっつきにくい雰囲気だったけど文章が読みやすく、展開が気になって読めました。
語り手の関口のことも含め、色んな謎は終盤にかけて伏線回収されます。しかしこれが京極夏彦のデビュー作か~…色々とすごいなぁ。
ただ、序盤の京極堂と関口の会話を中心に90ページ半ばまで読むのはちょっと億劫でした。
少し前の記事にも書いたんですが、会話内容も脳だ宗教だ何やかんやと小難しいことを二人が話しているので、いささか私の頭が拒否反応を示しました。ちょいちょい興味深いことも言ってるし、会話内容も何となく理解できるんですが。これらがのちに伏線にもなってることにも感心もしました。
個人的に一番驚いたのが、京極堂もとい中禅寺も関口も妻帯者だということです。そして探偵役が二人いること。
コミカライズ版の絵柄とビジュアル見た時、京極堂と榎木津はイケメン(もしくは美形)、関口は地味で平凡な印象でした。
イケメンと地味の組み合わせか~友人だけど一言では表せない複雑な関係なのが何か良い!って読んでいる間、ちらちら思ってました。
登場人物の関係性に萌えた一読者が、だらだら書いてるので少し畳みます。
なので自分、これを読む前にコミカライズ版の絵を見て京極堂イケメンだなって印象があったので、このシリーズって腐女子人気もありそうだという先入観がありました。
ネットで見ると、実際そういう層にも人気あるみたいで。まだ1作目しか読んでないけど、色んなキャラがいて魅力的だ~と感じました。
ちなみに榎木津はイケメンなのか美形なのかどっちだ。髪色とか含めて見た目が外国人っぽい。残念なイケメンや美形も好きです。
木場だって無骨な感じだけど、男らしいし頼りになるし好きな層には刺さる。
とにかく、三人は学生時代からの先輩後輩の間柄で友人という関係性。舞台が戦後という設定なので、どことなく暗い空気もありますが。
刑事の木場と関口は戦争から帰還したという共通点もあるし、この人たちは本当に今まで色々あったんだなと読んでいて思いました。
京極堂も色々嫌味言ったりするけど、何だかんだ関口を助けてくれるのが優しいし(神社でのくだりでは手ぬぐい手渡すところとか)友情を感じます。この事件後も家に帰りたくない関口を4日間も居候させてくれる優しさよ。ツンデレかな?
二人の奥さんも良い人そうだし、今回あまり出番なかったけど次回以降はあるのかな。
とにかく、私はこのシリーズの登場キャラは、×より+が好きだと思いました。イケメン+地味とか、イケメン+美形とかそういうの好き。男同士の友情とか複雑な関係性がいい。
畳む
渦中にある久遠寺という呪われた家系が引き起こした悲劇と惨劇…。美人姉妹と退廃的な雰囲気。関口の語りが所どころ気持ち悪い。
その関口が鬱気味で割と情緒不安定で、ちょいちょい噛みつくシーンもあってうざったいなと思うこともあったんだけど、ラストはこの人がいないとあのシーンはなかったんだろうなとも思う。
中盤からのとんでも展開から先が気になり、種明かしでネタバレで見た通りか…!と唸って、救いはないのかと思ったけど結局…という感じで。
あとダチュラという花は色んな意味で印象に残ってしまって、役にも立つけどそれを悪用すると怖い…。
この話で狂ってるのは失踪した先輩と久遠寺の姉妹、くだんの医者、ある意味では関口も。
先輩と梗子とのすれ違いが悲しいわ。久遠寺家も呪いに囚われていて、ある意味可哀そうだと思った。
例の医者は論外だけど、内藤は十分クズだなと思ってたら、最後に京極堂にああ言われて懲らしめられて、少し清々したんだけども。信じてる人には効力ありすぎるの怖いな…。
そういえば院長はどうなった?この人だけその後の描写がないな~と気になったんですが、どうやら次回にも登場するらしい。
何なら久遠寺家の話はまだ続くみたいなので、完全に解決したわけではなさそう?
このシリーズとキャラの今後が気になるし、作風が肌に合ったので次回作以降も読むぞ!
#読書
内容も面白かったし伝承やオカルト要素とかも盛り込んでいて楽しかったです。
表紙の物はよく見ると御払い済みと書いているので、こういうオカルトチックな内容書いてると色々障りもあったりするのかなと考えたりもしました。
文庫版でも本の分厚さがあって(単行本だと尚更)、とっつきにくい雰囲気だったけど文章が読みやすく、展開が気になって読めました。
語り手の関口のことも含め、色んな謎は終盤にかけて伏線回収されます。しかしこれが京極夏彦のデビュー作か~…色々とすごいなぁ。
ただ、序盤の京極堂と関口の会話を中心に90ページ半ばまで読むのはちょっと億劫でした。
少し前の記事にも書いたんですが、会話内容も脳だ宗教だ何やかんやと小難しいことを二人が話しているので、いささか私の頭が拒否反応を示しました。ちょいちょい興味深いことも言ってるし、会話内容も何となく理解できるんですが。これらがのちに伏線にもなってることにも感心もしました。
個人的に一番驚いたのが、京極堂もとい中禅寺も関口も妻帯者だということです。そして探偵役が二人いること。
コミカライズ版の絵柄とビジュアル見た時、京極堂と榎木津はイケメン(もしくは美形)、関口は地味で平凡な印象でした。
イケメンと地味の組み合わせか~友人だけど一言では表せない複雑な関係なのが何か良い!って読んでいる間、ちらちら思ってました。
登場人物の関係性に萌えた一読者が、だらだら書いてるので少し畳みます。
なので自分、これを読む前にコミカライズ版の絵を見て京極堂イケメンだなって印象があったので、このシリーズって腐女子人気もありそうだという先入観がありました。
ネットで見ると、実際そういう層にも人気あるみたいで。まだ1作目しか読んでないけど、色んなキャラがいて魅力的だ~と感じました。
ちなみに榎木津はイケメンなのか美形なのかどっちだ。髪色とか含めて見た目が外国人っぽい。残念なイケメンや美形も好きです。
木場だって無骨な感じだけど、男らしいし頼りになるし好きな層には刺さる。
とにかく、三人は学生時代からの先輩後輩の間柄で友人という関係性。舞台が戦後という設定なので、どことなく暗い空気もありますが。
刑事の木場と関口は戦争から帰還したという共通点もあるし、この人たちは本当に今まで色々あったんだなと読んでいて思いました。
京極堂も色々嫌味言ったりするけど、何だかんだ関口を助けてくれるのが優しいし(神社でのくだりでは手ぬぐい手渡すところとか)友情を感じます。この事件後も家に帰りたくない関口を4日間も居候させてくれる優しさよ。ツンデレかな?
二人の奥さんも良い人そうだし、今回あまり出番なかったけど次回以降はあるのかな。
とにかく、私はこのシリーズの登場キャラは、×より+が好きだと思いました。イケメン+地味とか、イケメン+美形とかそういうの好き。男同士の友情とか複雑な関係性がいい。
畳む
渦中にある久遠寺という呪われた家系が引き起こした悲劇と惨劇…。美人姉妹と退廃的な雰囲気。関口の語りが所どころ気持ち悪い。
その関口が鬱気味で割と情緒不安定で、ちょいちょい噛みつくシーンもあってうざったいなと思うこともあったんだけど、ラストはこの人がいないとあのシーンはなかったんだろうなとも思う。
中盤からのとんでも展開から先が気になり、種明かしでネタバレで見た通りか…!と唸って、救いはないのかと思ったけど結局…という感じで。
あとダチュラという花は色んな意味で印象に残ってしまって、役にも立つけどそれを悪用すると怖い…。
この話で狂ってるのは失踪した先輩と久遠寺の姉妹、くだんの医者、ある意味では関口も。
先輩と梗子とのすれ違いが悲しいわ。久遠寺家も呪いに囚われていて、ある意味可哀そうだと思った。
例の医者は論外だけど、内藤は十分クズだなと思ってたら、最後に京極堂にああ言われて懲らしめられて、少し清々したんだけども。信じてる人には効力ありすぎるの怖いな…。
そういえば院長はどうなった?この人だけその後の描写がないな~と気になったんですが、どうやら次回にも登場するらしい。
何なら久遠寺家の話はまだ続くみたいなので、完全に解決したわけではなさそう?
このシリーズとキャラの今後が気になるし、作風が肌に合ったので次回作以降も読むぞ!
#読書